#1 さくら登場
この日記はフィクションであり、お話はフィクションであり登場する人物、抱き枕等には一切関係ありません?
モーターショー見学後に
イクスピアリから帰ってくると、郵便受けに一枚の不在通知がきていた
「どこからだろ、コスパ?…なにか頼んだっけ」
まぁ、いい…受け取りは明日にしよう
再配達を電話で依頼する
ぴっぽっぱ
表現が古い…
翌日 日曜日
今日は、いい天気だ
布団でも干すかな
布団を干し、洗濯をし、料理のしたごしらえをする
普段はイベントばかりなのになんとゆっくりした日常だろう
「あっ、そういえば今日は約束があったっけ、いかなくちゃ」
あわてて、部屋を飛び出して向かう
約束を終え、日も高くなり始めた
「あっ!今日、午前中に再配達を頼んだんだ、まだ来ていないといいけど…」急ぎ足で帰って郵便受けを覗く
まだ来ていない
「よかった」
洗濯のつづきをし昼ご飯を食べる
ピンポン、ピンポーン
「届けものです」
ガチャ
「ご苦労様です」
サインをし、荷物を受け取る
やけに軽いな
段ボール箱を開けると
どこかでみたような目が光る
飛び出してきた
「じゃ、じゃーん!にゃっほ〜♪」
…な、なに?
飛び出してきたのはパジャマ姿の女の子
やや四角い白い背景があるのは置いといて
「き、キミは…」
「さくらだよ、さ・く・ら知らないのぉ」
そう、確かにさくらであることは間違いない
…間違えるはずがない
ずっと好きだった憧れの声優野○さくら
「知らなくはないけど、な、なんで段ボール箱から」慌てる僕を横目に
彼女はかがんで何かしてる
「うんしょ、うんしょ、イヤぁ、入らない」
何してるんだ?
覗く僕を叩く
バシッ!
…っていたくないまるで綿で叩かれたようなコットン…いや違うだろ
「覗くな!エッチ」
彼女はふてくされる
「ご、ごめん」
なんなんだいきなり現れてきてわけわからん
また、何か入れているようだ
「おいしょ、おいしょ、いやーやっぱ、入らない!もう!」
すごい剣幕で怒ってる
「ちょっと、あんた!なにじっとみてんのよ、困ってるんだから手伝うかなんかしなさいよ」
「何、なんだよ」
いきなり怒鳴りつけてくるなんてまるで○ナ様みたいだ
「はいはい、で、何をすればいいんですか」
いうこと聴かないとこの状況は収まりそうもない
「恥ずかしいから目をつぶって、いい、絶対に目を開けてはだめよ!
言われたとおりにすればいいから
目を開けたら承知しないわよ」
「わかった、わかった」
そして、俺は目をつぶることにした
…つぶることになった
何か巻かれているぞ、おい!
つづく…
次回更新は、きまぐれ
原案、出演、協力すべてが秘密です
以上